中学受験と算数検定の関係

中学受験をするうえで、算数検定を受けさせたほうがいいのでしょうか。
中学受験と算数検定の関係について書いています。


算数検定の内容は、ほぼ教科書

算数検定はどのような試験なのでしょうか。

算数検定の公式サイトに過去問が公開されています。
それと市販の教科書ドリルを見比べてみてください。

算数検定は教科書とほぼ同じ内容、正確には「たいはんは教科書」「それに加えてすこし応用問題がある」だけだとわかると思います。

よって、算数検定の対策をするには、市販の教科書ドリルを解かせて完璧にしたうえで、算数検定の過去問を解かせるといいと思います。
それで、合格点をとれるようになれるでしょう。

算数検定は中学受験の土台となるが、それだけでは足りなさすぎる

算数検定をとっていると中学受験の算数は解けるのでしょうか。

詳しくは小6までの計算問題まで終わらせた後の4つの方向性に書きましたが、教科書と中学受験の算数の難易度はちがいます。


※「小6までの計算問題まで終わらせた後の4つの方向性」より。

教科書の内容を完全にしても、すなわち、算数検定で満点をとっても、中学受験の算数は解けないと思います。

とはいえ、算数検定は中学受験の土台となるので、算数検定の勉強をさせて教科書レベルをおさえさせておくことは大切だと思います。

中学受験で、算数検定の勉強をすれば有利になる?

算数検定のうち、計算問題は、先に勉強しておくと後々楽になるので、先に勉強しておいたほうがいいです。

計算問題以外は、大手塾の中学受験の算数のテキストに含まれていますし、中学受験の算数に比べると教科書の内容は簡単なので、それほど有利にはなりません。
場合によっては、中学受験の足を引っ張ることもあります。どのような場合だと足が引っ張られるのでしょうか。
それは、小4以降で算数検定を勉強する場合です。

中受の場合は、小4以降で算数検定の勉強をさせるのは遅いかもしれない

大手塾では小4から中学受験に向けた本格的な勉強がはじまります(小3から受験の算数を教えはじめる大手塾もあります)。
そのなかで、小4で現学年の教科書レベル、すなわち算数検定8級(小4程度)の勉強をさせるのは遅いと思います。
ましてや小5になると、塾のカリキュラムに乗っからせるだけで精一杯なので、算数検定の勉強をさせる暇もないと思います。
※ただし計算問題はこの限りではありません。

中学受験において、算数検定の威力が発揮されるのは早期教育、先取り学習!

※ここからは個人的な見解です。

いままでの話をまとめます。

・算数検定は中学受験の土台となるが、それだけでは足りなさすぎる
・中学受験のテキストには算数検定の内容はほぼ含まれている
・中受の場合は、小4以降で算数検定の勉強をさせるのは少し遅いかもしれない

要は「算数検定は中学受験の土台になりますが、小4以降だと大手塾で勉強するので、わざわざ算数検定の学習をさせる必要はないのでは?」です。

逆からいえば、まだ余裕のある小4までのうちに、早期教育や先取り学習として、算数検定の勉強をさせるのは有用だと思います。

というわけで、中学受験を考えているのならば、遅くとも小4までには算数検定の勉強を終わらせておくといいでしょう。

・小4まで:時間的な余裕があるので、算数検定を勉強させる
・小4以降:塾のカリキュラムに乗っかるだけで苦労するようになるので、算数検定の勉強をする余裕はなくなる

ちなみに、単に算数検定の合格証が欲しいだけであれば、中学受験の勉強が進んだあとに受験すればいいと思います。塾で中学受験の算数を学習すれば余裕で満点をとれるようになりますので。

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