和差算の練習問題(中学受験)

和差算の練習問題です。


和差算の練習問題 part1

(1)サイフの中に10円玉と500円玉があります。10円玉と500円玉の枚数をあわせると11枚です。10円玉よりも500円玉は9枚、多いです。10円玉と500円玉はそれぞれ何枚ありますか。
(2)そうたくんと花子さん2人の年を合計すると27才です。花子さんよりもそうたくんは23才、年下です。そうたくんと花子さんはそれぞれ何才ですか。
(3)10円玉と50円玉があります。10円玉と50円玉の枚数を合計すると18枚です。50円玉は10円玉よりも4枚、多いです。10円玉と50円玉はそれぞれ何枚ありますか。
(4)チームは全員で28人います。AグループとBグループに分けました。するとAグループのほうが10人だけ多くなりました。Aグループ、Bグループそれぞれ何人いますか。求めてください。
(5)10円玉と500円玉があります。10円玉と500円玉の枚数をあわせると19枚です。10円玉よりも500円玉は3枚、多いです。10円玉と500円玉はそれぞれ何枚ありますか。求めてください。

和差算の練習問題 part2

(1)サイフの中に50円玉と1円玉があります。1円玉と50円玉の枚数を合計すると19枚です。1円玉よりも50円玉は5枚、多いです。1円玉と50円玉はそれぞれ何枚ありますか。求めてください。
(2)ゆうたくんとみかさんで13個のビワを分けました。ゆうたくんよりもみかさんのほうが9個、多かったです。ゆうたくんとみかさんはそれぞれいくつ持っていますか。求めてください。
(3)長さ7cmのヒモを切って短いヒモ、長いヒモの2本にしました。2本のヒモの長さを比べると差は3cmでした。それぞれのヒモの長さを求めてください。
(4)長さ19cmのヒモを切って短いヒモ、長いヒモの2本にしました。長いヒモと短いヒモの長さを比べると差は7cmでした。長いヒモと短いヒモのそれぞれのヒモの長さを求めてください。
(5)みゆきさんと太郎くんの年れいを聞きました。2人の年を合計すると29才です。太郎くんよりもみゆきさんは11才、年上です。太郎くんとみゆきさんはそれぞれ何才ですか。求めてください。

和差算の練習問題 part3

(1)長さ29cmのヒモを切って短いヒモ、長いヒモの2本にしました。長いヒモと短いヒモの長さを比べると差は7cmでした。長いヒモと短いヒモのそれぞれのヒモの長さを求めてください。
(2)サイフの中に10円玉と100円玉があります。10円玉と100円玉の枚数を合計すると22枚です。10円玉よりも100円玉は10枚、多いです。10円玉と100円玉はそれぞれ何枚ありますか。
(3)リンゴとキウイがあります。リンゴとキウイの数をくらべると、リンゴよりもキウイのほうが13個だけ多く、リンゴとキウイの合計は27個でした。リンゴとキウイはそれぞれいくつありますか。
(4)長さ25cmのヒモを切って長いヒモ、短いヒモの2本にしました。2本のヒモの長さを比べると差は3cmでした。長いヒモと短いヒモのそれぞれのヒモの長さを求めてください。
(5)ナシとイチゴがあります。イチゴとナシの数をくらべると、イチゴよりもナシのほうが15個だけ多く、イチゴとナシの合計は27個でした。イチゴとナシはそれぞれいくつありますか。求めてください。

和差算の練習問題 part1 解答

(1)1円玉:7、50円玉:12
(2)ゆうたくん:2、みかさん:11
(3)長いヒモ:2、短いヒモ:5
(4)長いヒモ:6、短いヒモ:13
(5)太郎くん:9、みゆきさん:20

和差算の練習問題 part2 解答

(1)10円玉:1、500円玉:10
(2)そうたくん:2、花子さん:25
(3)10円玉:7、50円玉:11
(4)Aグループ:9、Bグループ:19
(5)10円玉:8、500円玉:11

和差算の練習問題 part3 解答

(1)長いヒモ:11、短いヒモ:18
(2)10円玉:6、100円玉:16
(3)リンゴ:7、キウイ:20
(4)長いヒモ:11、短いヒモ:14
(5)イチゴ:6、ナシ:21

和差算の練習問題 part1 解説

(1)線分図にします。「10円玉 < 500円玉」より、上の線分は「500円玉」、下の線分は「10円玉」です。
また、合計は11枚です。



10円玉と500円玉の差は9枚です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は11−9で、2です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、10円玉は1枚だとわかります。
ここに差である9を足すと500円玉は10枚だとわかります。

(2)線分図にします。「そうたくん < 花子さん」より、上の線分は「花子さん」、下の線分は「そうたくん」です。
また、合計は27才です。



そうたくんと花子さんの差は23才です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は27−23で、4です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、そうたくんは2才だとわかります。
ここに差である23を足すと花子さんは25才だとわかります。

(3)線分図にします。「10円玉 < 50円玉」より、上の線分は「50円玉」、下の線分は「10円玉」です。
また、合計は18枚です。



10円玉と50円玉の差は4枚です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は18−4で、14です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、10円玉は7枚だとわかります。
ここに差である4を足すと50円玉は11枚だとわかります。

(4)線分図にします。「Aグループ < Bグループ」より、上の線分は「Bグループ」、下の線分は「Aグループ」です。
また、合計は28人です。



AグループとBグループの差は10人です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は28−10で、18です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、Aグループは9人だとわかります。
ここに差である10を足すとBグループは19人だとわかります。

(5)線分図にします。「10円玉 < 500円玉」より、上の線分は「500円玉」、下の線分は「10円玉」です。
また、合計は19枚です。



10円玉と500円玉の差は3枚です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は19−3で、16です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、10円玉は8枚だとわかります。
ここに差である3を足すと500円玉は11枚だとわかります。

和差算の練習問題 part2 解説

(1)線分図にします。「1円玉 < 50円玉」より、上の線分は「50円玉」、下の線分は「1円玉」です。
また、合計は19枚です。



1円玉と50円玉の差は5枚です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は19−5で、14です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、1円玉は7枚だとわかります。
ここに差である5を足すと50円玉は12枚だとわかります。

(2)線分図にします。「ゆうたくん < みかさん」より、上の線分は「みかさん」、下の線分は「ゆうたくん」です。
また、合計は13個です。



ゆうたくんとみかさんの差は9個です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は13−9で、4です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、ゆうたくんは2個だとわかります。
ここに差である9を足すとみかさんは11個だとわかります。

(3)線分図にします。「長いヒモ < 短いヒモ」より、上の線分は「短いヒモ」、下の線分は「長いヒモ」です。
また、合計は7cmです。



長いヒモと短いヒモの差は3cmです。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は7−3で、4です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、長いヒモは2cmだとわかります。
ここに差である3を足すと短いヒモは5cmだとわかります。

(4)線分図にします。「長いヒモ < 短いヒモ」より、上の線分は「短いヒモ」、下の線分は「長いヒモ」です。
また、合計は19cmです。



長いヒモと短いヒモの差は7cmです。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は19−7で、12です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、長いヒモは6cmだとわかります。
ここに差である7を足すと短いヒモは13cmだとわかります。

(5)線分図にします。「太郎くん < みゆきさん」より、上の線分は「みゆきさん」、下の線分は「太郎くん」です。
また、合計は29才です。



太郎くんとみゆきさんの差は11才です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は29−11で、18です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、太郎くんは9才だとわかります。
ここに差である11を足すとみゆきさんは20才だとわかります。

和差算の練習問題 part3 解説

(1)線分図にします。「長いヒモ < 短いヒモ」より、上の線分は「短いヒモ」、下の線分は「長いヒモ」です。
また、合計は29cmです。



長いヒモと短いヒモの差は7cmです。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は29−7で、22です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、長いヒモは11cmだとわかります。
ここに差である7を足すと短いヒモは18cmだとわかります。

(2)線分図にします。「10円玉 < 100円玉」より、上の線分は「100円玉」、下の線分は「10円玉」です。
また、合計は22枚です。



10円玉と100円玉の差は10枚です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は22−10で、12です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、10円玉は6枚だとわかります。
ここに差である10を足すと100円玉は16枚だとわかります。

(3)線分図にします。「リンゴ < キウイ」より、上の線分は「キウイ」、下の線分は「リンゴ」です。
また、合計は27個です。



リンゴとキウイの差は13個です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は27−13で、14です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、リンゴは7個だとわかります。
ここに差である13を足すとキウイは20個だとわかります。

(4)線分図にします。「長いヒモ < 短いヒモ」より、上の線分は「短いヒモ」、下の線分は「長いヒモ」です。
また、合計は25cmです。



長いヒモと短いヒモの差は3cmです。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は25−3で、22です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、長いヒモは11cmだとわかります。
ここに差である3を足すと短いヒモは14cmだとわかります。

(5)線分図にします。「イチゴ < ナシ」より、上の線分は「ナシ」、下の線分は「イチゴ」です。
また、合計は27個です。



イチゴとナシの差は15個です。
ここで、赤線部をハサミで切りとります。



赤線部を切りとったので、合計からもその分を引かないといけません。
で、「合計‐差」は27−15で、12です(ここをAとします)。



同じ長さのものが2本あります。
これらを合わせたものがAです。
よって、A÷2で、イチゴは6個だとわかります。
ここに差である15を足すとナシは21個だとわかります。

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