かんたんな時刻と時間の計算からはじめよう!(●分間、●時間)

かんたんな時刻と時間の計算(●分間、●時間)を教える方法を解説しています。

<目次>
1.学習内容のまとめ
2.(1)「いま、8:15。8:15から10分間」は、いつから、いつまで?
3.(2)「10:11から10分間」は、いつから、いつまで?
4.(3)「いま、8:15。いまから1時間」「10:15から1時間」は、いつから、いつまで?
5.(4)「いま、8:15。いまから8:25分まで」は、何分間?
6.(5)「いま、8:15。いまから9:15分まで」は、何時間?


学習内容のまとめ

かんたんな「●分後」「●分前」ができるようになったら、つぎは、かんたんな「●分間」「●時間」を教えましょう。
具体例をあげると、以下です。

(1)「いま、8:15。いまから10分間」は、いつから、いつまで?
(2)「10:11から10分間」は、いつから、いつまで?
(3)「いま、8:15。いまから1時間」「10:15から1時間」は、いつから、いつまで?
(4)「いま、8:15。いまから8:25分まで」は、何分間?
(5)「いま、8:15。いまから9:15分まで」は、何時間?

子どもにとってはなかなか難しいところです。ただ、日常生活でもよく使うのでしっかりと教えましょう。

なお、小1の「2桁の足し引き」「時刻と時計」ができることが前提です。もしまだ学習させていないのであれば、小1のページを開いて、先に学習させてください。

(1)「いま、8:15。8:15から10分間」は、いつから、いつまで?

紙に「いまは、8:15」と書かせてください。
そして「学校で、『いまから10分間、休憩』とか言うよね? でも、いまから10分間って、いつからいつまでのことかな?」と聞いてください。

多くの子どもは「わからない」と言うと思います。

そのときは、「いまから10分間って、いまから10分後までのこと。いまっていつ?」と聞いてください。

「8:15だよね。では、10分後っていつ?」と聞いてください。
前のページでしっかり学習していれば、「8:25」と答えると思います。
そして、つぎのように書いてください。



図を指さしながら「『10分間って、いつのことだろう』と考えたよね。そのとき、『いま』『10分後』の2つがわかれば10分間はいつのことなのか、わかったよね」と確認してください。

これがわかってもわからなくても、問題を解いていきましょう。
というわけで、紙に「いまは、9:10」と書いてください。
そして、子どもに「いまから5分間とは、いつからいつまでのこと?」と聞いてください。

答えられない場合は、つぎのように聞いてください。

「5分間は、いつからいつまでのこと?」→「いまから5分後までのことだよね」
「いまは、何時何分?」→「9:10だよね」
「5分後は、何時何分?」→「9:15だよね」

同じようにして、紙に「いまは10:25」と書いてください。
そして、子どもに「いまから8分間とは、いつからいつまでのこと?」と聞いてください。
答えられない場合の説明方法は先ほどと同じです。

【目標】いまから●分間がわかる→「いま」「●分後」の2つの時間が大切!


(2)「10:11から10分間」は、いつから、いつまで?

紙に「10:11分から5分間」と書いてください。
そして、「いつから、いつまでのこと?」と聞いてください。

先ほどの「いまから●分間」をしっかり演習させていれば、答えられると思います。
答えられない場合は、つぎのように聞いてください。

「5分間は、いつからいつまでのこと?」→「10:11から、10:11の5分後までのことだよね」
「10:11の5分後は、何時何分?」→「10:16だよね」

そして、つぎの図を描いてあげてください。



【目標】ある時間から●分間がわかる→「ある時間」「ある時間の●分後」の2つの時間が大切!


(3)「いま、8:15。いまから1時間」「10:15から1時間」は、いつから、いつまで?

紙に「いまは、8:15」と書かせてください。
そして「いまから1時間は、いつからいつまでのこと?」と聞いてください。

「いまから1時間って、いまから1時間後までのこと」と答えられると思います。
その後、一応、つぎのような会話をしてください。

「いつから?」→「いまからだよね。いまは8:15だよね」
「1時間後って何時何分?」→「9:15」

「だから、いまから1時間は、8:15から9:15までだよね」と言って、つぎのように書いてください。



図を指さしながら「『1時間って、いつのことだろう』と考えたよね。そのとき、『いま』『1時間後』の2つがわかれば1時間はいつのことなのか、わかったよね」と確認してください。

つぎは、紙に「10:15」と書いてください。
そして「10:15から1時間って、いつからいつまでのこと?」と聞いてください。

「10:15から1時間って、10:15から10:15の1時間後までのこと」と答えられると思います。
その後、一応、つぎのような会話をしてください。

「いつから?」→「10:15からだよね」
「10:15の1時間後って何時何分?」→「11:15」

「だから、10:15から1時間は、10:15から11:15までだよね」と言って、つぎのように書いてください。



図を指さしながら「『10:15から1時間って、いつのことだろう』と考えたよね。そのとき、『10:15』『10:15から1時間後』の2つがわかれば1時間はいつのことなのか、わかったよね」と確認してください。

【目標】
・いまから●時間がわかる→「いま」「●時間」の2つの時間が大切!
・ある時間から●時間がわかる→「ある時間」「ある時間の●時間後」の2つの時間が大切!


(4)「いま、8:15。いまから8:25分まで」は、何分間?

子どもに考えさせましょう。

(問)いまは、8:15。8:25まで何分間?

●分間は、「いつから」「いつまで」の2つが大切でした。
子どもとつぎのような会話をしましょう。

・いつから? → いま。8:15
・いつまで? → 8:25

これを紙に書かせてください。
この際、縦に並べて書くように言ってください。



「25分−10分=10分だけちがうよね。だから、答えは10分間だよ」と教えてあげてください。

(問)いまは、9:14。9:19まで何分間?

先ほどと同じですね。
「いつから?」「いつまで?」を確認して、その時刻を縦に並べます。

9:14
9:19

「19分−14分=5分だけちがうよね。だから、答えは5分間だよ」と教えてあげてください。

【目標】「いまから●分までは何分間?」→「いま」「●分後」の2つの時間を縦に並べればいいとわかる


(5)「いま、8:15。いまから9:15分まで」は、何時間?

子どもに考えさせましょう。

(問)いまは、8:15。9:15まで何時間?

●時間も、「いつから」「いつまで」の2つが大切でした。
子どもとつぎのような会話をしましょう。

・いつから? → いま。8:15
・いつまで? → 9:15

これを紙に書かせてください。
この際、縦に並べて書くように言ってください。

8:15
9:15

「9時間−8時間=1時間だけちがうよね。だから、答えは1時間だよ」と教えてあげてください。

【目標】「いまから●時までは何時間?」→「いま」「●時間後」の2つの時間を縦に並べればいいとわかる

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