中学受験と漢字検定の関係

中学受験をするうえで、漢字検定の勉強をさせたほうがいいのでしょうか。
中学受験と漢字検定の関係について書いています。

<目次>
1.中学受験における漢字検定のメリット〜先取り学習の障害を取り除くことができる!
2.中学受験における漢字検定のメリット〜意外に時間がかかる漢字を先につぶせる!
3.中学受験における漢字検定のデメリットは「油断」
4.小4以降に漢字検定を勉強させると遅いかもしれない
5.漢字を先取り学習すれば「忘却」の対策が必要かもしれない


中学受験における漢字検定のメリット〜先取り学習の障害を取り除くことができる!

中学受験に向けて、小2の息子は算数に特化、5歳の娘は算数と国語をバランスよく、先取り学習しています。

さて、息子のほうですが、算数の先取り学習が進んでくると、ひっかかるところがあります。
それは算数ではなく、漢字と言葉の意味がわからず、ひっかかるのです。

算数だけではありません。
息子は生き物に強い関心があって、常日頃から「理科の勉強をしたい」と言っているので、試しに教えたことがあります。
そのときも、漢字がネックになって、先に進めない、いや、先に進めなくはないですが、効率がかなり悪いと感じました。

たとえば、「単眼と複眼」。
単数と複数の意味を知っている大人にとっては、「漢字から意味を類推」「意味から漢字を類推」の両方ができますが、息子にはそれができないので、暗記に時間がかかりましたし、記憶の定着もよくなかったです。

ほかにも「光合成」「食物連鎖」もそうですよね。
大人は漢字を覚えているからこそ、こういう言葉の意味もすぐに暗記できるわけです。

というわけで、漢字や言葉の意味は、どの科目でも必要なので、漢字検定で漢字の勉強をさせることは、大きな意味を持つと思います。

中学受験における漢字検定のメリット〜意外に時間がかかる漢字を先につぶせる!

「先取り学習しなければ、漢字の勉強をさせなくてもいいじゃないか」という考えもあると思います。実際、どの科目もその学年までに覚える漢字しか使わないですから(習っていない漢字にはルビをふってあります)。

しかし、漢字を覚えるのに、案外、時間がとられるので、先取り学習として漢字の勉強をさせておいたほうがいいと思います。
まだ小3はその時間を確保できるかもしれませんが、小4以降、だんだんとキツくなっていって漢字を覚える時間ととりにくくなりますしね。

「子どもは暗記が得意だから大丈夫!」と思うかたもいるかもしれませんが、リアルな天才を除いて、記憶にかかる時間はそれほど変わりません。過信は禁物だと思います。

まとめると、漢字の暗記は、案外、時間がとられるので、先取り学習しておいたほうが後々楽になります。

中学受験における漢字検定のデメリットは「油断」

漢字は使わないと忘れます。
当たり前のことなのですが、特に子どもに漢字検定の勉強させている親のブログを読むとそれを忘れてしまっているのだろうな、と感じることがあります。
なぜ、この当たり前のことを忘れてしまうのでしょうか。

「漢字検定5級(小6相当)、合格した!」

もし自分の子どもが5級をとったら、どう思いますか。
つぎのように思うのではないでしょうか。

・難しいこと(小6)ができたのだから、かんたんなこと(小2)もできるだろう。

しかし、これは算数などの積み重ねの科目に限った話です。
画数が多い漢字を覚えているからといって、画数が少ない漢字を覚えたままなのかというと、そうではないのです。

それに、小6相当は1,000字ほどあります。
漢字検定の試験のときは1,000字のうち、ごく一部を書くだけなので、ほかの大部分の漢字を覚えているかどうかまではわからないのです。
※確率の問題なのですが…。

というわけで、漢字検定のデメリットは「合格すると油断が生じる」です。

小4以降に漢字検定を勉強させると遅いかもしれない

前述の通り、漢字の暗記には、案外、時間がとられます。
算数や読解、それに加えて理社の暗記も、という小4以降だと、漢字検定の勉強はすこし遅いかもしれません。

漢字を先取り学習すれば「忘却」の対策が必要かもしれない

「小4以降だとすこし遅いのならば、先取り学習で漢字の暗記!」

これだと小4以降の負荷はすこし減りますが、漢字は使わないと忘れてしまいます。
そこで、漢字を覚えさせるだけではなく、国語の読解問題などとあわせて勉強させるなど「忘却」への対策も立てるといいかもしれません。
この辺は人それぞれの戦略があると思うので、「漢字を忘れないようにするにはどうすればいいんだろう」と考えるのもいいかもしれませんね。

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