「小3で、偏差値60の中学の入試問題を解く(算数)」のカラクリ

子どもたちに算数を教えるまでは「小3で、偏差値60の中学の入試問題を解く(算数)」は、神童である証左だと思っていました。
しかし、小1から予習シリーズ4年上を教えはじめたところ、どうやらそうではないのではないか、と感じるようになりました。
現在、息子でそれを調べているところなので、ここではその過程を紹介しています。
息子が小3になるか、息子が偏差値60の中学の入試問題を解けるようになった時点で、結論を書きます。

<目次>
1.予習シリーズ4年での考え
1−1.予習シリーズ4年をはじめる前の息子の状態
1−2.予習シリーズ4年で、思考力が育つ!
1−3.大手塾の模試(過去問)をさせてみた(小4)
1−3−1.浜学園の公開テスト(小4、月)の結果
1−3−2.浜学園の公開テスト(小4、6月)の結果
1−3−3.全国統一小学生テスト(小4、6月)の結果
1−3−4.予習シリーズ4年の想定(予測)と息子の状況
1−4.予習シリーズ4年の時点での考え


予習シリーズ4年での考え

小2の5月の時点で、予習シリーズ4年の必須例題、基本問題、練習問題の一部が終わりました。
夏休みは国語の特訓で一切算数を勉強させなかったこともあって予定よりも遅れましたが、小2の9月で予習シリーズ4年の練習問題も終わりました(まだ完全ではないです)。
今は5年上の必須例題、類題、基本問題を解かせているところです。
予習シリーズ4年は一通り終わったので、現時点での考えをまとめました。

予習シリーズ4年をはじめる前の息子の状態

2018年12月、すなわち、息子が小1の12月から親塾をはじめました。
はじめは1桁の足し引きしかできませんでしたが、ポイントをおさえて教えたので、どんどん先に進んでいって、「そろそろ予習シリーズ4年を教えられるのではないか」と思いはじめました。

ただ、当時、息子は小1。
巷では「低学年には比の概念は理解できない」などと言われていましたし、それをそのまま信じていました。
※中学受験の算数は、比ができないと大半の問題が解けなくなります。

しかし、実際に子どもに教えていると、巷の話はすべて「お偉い先生や塾講師の腕が悪すぎるから、低年齢の子どもに教えられないだけなのではないか」と思うようになりました。

そこで、試しに息子に「割合」「比」などの特殊算のごく一部を教えてみたのですが、「教えかた次第では大丈夫」でした。
が、特殊算のすべてをすぐに理解させられるわけではなさそうだともわかりました。具体的には、つぎのように「教えられないことはないけど骨が折れるだろうな」と思うところもありました。

(例)
・毎月お小遣いを100円もらえるんだよね。今月お小遣いもらって、来月もお小遣いもらったら、いくらお金を持っている?」「200円なくなったんだよね。損した? それとも得した?」など、ものすごくかんたんなことはわかりませんでした。 → お金についてほとんど教えてこなかったので、わからなかったようです。ましてや売買損益は…。
・差集め算の概念がわからなかったようです。

「予習シリーズの練習問題は厳しいかもしれない。でも基本問題だけなら大丈夫そう」というわけで、小1の3月中旬から、予習シリーズの「必須例題」「基本問題」にしぼって教えていくことにしました。

結果は、苦労することなく予習シリーズ4年を進めることができました。また、一部ですが、練習問題も解けることもありました。

予習シリーズ4年で、思考力が育つ!

予習シリーズを解かせているうちに、練習問題の一部も解けるようになりました。
そして、小2の5月に、予習シリーズ4年の上下の必須例題、基本問題、練習問題の一部が終わったのですが、この時点で、算数の思考力はずいぶん育っていました。
そこで、飛ばした練習問題を解かせていたのですが――。

ついでに予習シリーズをはじめる前は、まったくできなさそうだった差集め算の概念を教えてみることにしました。
すると、すぐに理解
しました!

予習シリーズ4年上下(必須例題、基本問題、練習問題の一部)にかかった期間はおよそ2か月ですが、たったそれだけの期間で、算数の思考力が育ったわけですね。

というわけで、予習シリーズ4年の上下ともに練習問題も解かせるようになりました。

大手塾の模試(過去問)をさせてみた(小4)

メルカリなどで大手塾の模試の過去問を買うことができると知りました。
「予習シリーズのどこまで解かせれば、どのくらいの偏差値になるのか」を知りたくて、過去問を購入、大手塾の公開テストをさせようと思い立ちました。

浜学園の公開テスト(小4、4月)の結果

予習シリーズ4年下が終わる間際に(※)、小4の4月に実施された公開テストを解かせてみました(2019年4月に実施)。
※4年上、4年下ともに、必須例題、類題、基本問題、練習問題の一部しかさせていません。

<注記>
・漢字の読みや、言葉の意味は、一部、教えました。
・制限時間はオーバーしました。計算用紙もふんだんに使わせました。間に食事をはさみましたし、隣で妹がぎゃーぎゃー騒ぎながら遊んでいました 笑 すなわち、試験からほど遠い環境でした。

結果は、64点でした。
偏差値でいうと50前後だと思います。



浜学園の公開テスト(小4、6月)の結果

前回の小4の4月の模試をさせてから、時間が経ちました。
4年上の練習問題は終わり、4年下の練習問題を解かせはじめています。
そこで、小4の6月の模試をさせました(2019年6月に実施)。
前述の4月の模試とはちがって、本番の模試と同様に制限時間も守らせました。

結果は60点。
偏差値は50前後だと思います。



全国統一小学生テスト(小4、6月)の結果

前回の小4の6月の模試からあまり時間が経っていませんが、全国統一小学生テスト(小4、6月)をさせてみました。
今回も、本番の模試と同様に制限時間も守らせました。

結果は98点。
偏差値は55前後のようです。
※個人塾のブログに偏差値の換算表(予測)がありました。



予習シリーズ4年の想定(予測)と息子の状況

予習シリーズの必須例題、類題、基本問題、練習問題までしっかりできるようにして、本番でケアレスミスをしないようにすれば、偏差値50〜60まではとれるように想定されているのかもしれないと思いました。
※浜学園は偏差値が低めに出るといわれています。

実際、息子は、文章が複雑になると途端に文意がわかならなくなりますが、1.ほとんどケアレスミスをしない(そのように教えています)、2.練習問題はしっかりできるようにしているので、偏差値50〜60を出せているのだと思います。

難問への対応力がなかったのは国語力に問題があった!

先ほど「息子は、文章が複雑になると途端に文意がわかならなくなる」と書きました。
この原因を追究したところ、国語に問題があるとわかりました。
全国統一小学生テストの小2の模試の偏差値が推定30〜40だったためです。
そこで、夏休みは国語の特訓をしました。
その結果、全国統一小学生テストの小2の模試の偏差値が50ほどになって、算数の理解力もあがったように思います。

予習シリーズ4年の時点での考え

実のところ、予習シリーズは不親切なところも多く、教えるスキルがないと先に進めないところもあります。また、息子の算数のセンスは「それなり」にあります。

というわけで、現時点の考え。

<「小3で、偏差値60の中学の入試問題を解く(算数)」のカラクリ(推測)>
・親がかなり教育熱心で、いろいろな角度から算数を教えているのではないか。
・算数のセンスは、ある程度あれば十分ではないか(子どもが神童ではなくても到達できるのではないか)
低年齢では国語力も必要。国語の勉強もかなりさせているのではないか

まだはじまったばかりなので、これが正しいとは思ってもいません。つぎは予習シリーズ5年が終わった時点で記事を書き足す予定です。

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